DIPROニュース

2018

9月号2018.9.10 公開

Teamcenter / Active Workspaceの最新情報

Active Workspaceの進化

進化し続けるActive Workspaceのユーザビリティ

現在の製品開発においては企業形態を問わず、多種多様なニーズ、市場や社会情勢に合わせ常に変革が求められています。そのような激しい流れの中で高い品質、高い収益を求め続けるためには、企業は迅速で柔軟な情報競争力を持たなくてはなりません。今日のPLMは膨大な情報を運用できますが、常時増え続ける情報を整理し、最適な形でユーザに提供するには時間とコストを非常に要する作業となります。

革新的なPLM「Teamcenter」の新しいインターフェースであるActive Workspaceは、強力な検索機能、現代ニーズに合わせた各種デバイスへの対応、直観的な操作による迅速な意思決定を実現し、製品開発のイノベーションを支援します。Active Workspaceは、従来とは異なる先進的なPLM環境を皆様にとって優れた意思決定インターフェースとして提供されます。

より進化したActive Workspaceの機能をご紹介します。

進化したActive Workspaceの新機能/機能改善

1. 構成ナビゲーション機能の強化

前回2017年11月号でご紹介した構成ナビゲーション機能がより強化されました。構成状態をツリー形式で表現できるようになりました。更に下位の構成を複数展開できるようになり、表示時間も短縮されるため、データの構成状態の把握が容易になりました。また、構成情報に対する操作(パック機能・アンパック機能)も強化されています。

2. ビジュアリゼーション機能の強化

従来のActive Workspaceでは、3D形状データをビューワーで表示するためにはサーバ側に高価な専用グラフィックスカードの搭載が必要でした。最新のActive Workspaceでは、クライアント側での3Dレンダリングが使用可能になったためサーバでのグラフィックスカード搭載が必須事項では無くなりました。これからActive Workspaceの導入を検討されている方にとってコスト的な選択肢が増え、環境に応じた、より柔軟なシステム構成に対応できるようになりました。

3. ドキュメント管理機能の強化

従来のActive WorkspaceではTeamcenter内のMicrosoft Officeドキュメント操作に関して、各クライアントへのOfficeインストールが必要で、ユーザにとって毎回ダウンロード・アップロードが発生して操作は煩雑なものとなっていました。今回リリースされた「Teamcenter Office Online」では導入作業とドキュメント操作の負担が軽減されています。

まず、各クライアントへのOfficeインストールが必要無くなり*、管理者の導入作業の負担を軽減しました。次にドキュメント操作は、Active WorkspaceからクライアントPCへのダウンロード・アップロードが必要なくなり、Active Workspaceの画面内で「そのまま」表示・編集ができるようになっており、大変使い易くなっています。

(*サーバ側にMicrosoft Office Online serverとライセンスが必要です)

4. ユーザビリティの強化

最新のActive Workspaceは下記の新機能により、より直観的な操作が可能となりました。

Active Workspace画面内外でのドラッグ&ドロップ操作に対応したことで、ドキュメント作成やリンク作成など各種操作が簡単になりました。例えば、OS上のデータをActive Workspace内のフォルダにドラッグ&ドロップすると単純なデータでは無く、部品番号のある「ドキュメント」としての追加画面が表示されます。

Active Workspace画面内でのオブジェクト操作時に、キーボード操作で使い慣れたショートカットキーに対応しました。OSの操作感に近い、違和感の少ないインターフェースになっているので初めての方でも操作が簡単です。

オブジェクトや属性の見方はユーザや部門によって特性が異なり、それは一律ではありません。ユーザの見たい情報を追加したい、柔軟なレイアウトに対応して欲しい、との現場の声に応えて画面操作の柔軟性を向上させました。画面表示領域に合わせて、マウス操作によるカラムの幅-順序や、表示領域の境界位置を任意に変更が可能になり、必要な情報を最適な形で提供します。

5. サインイン・ホーム画面の機能向上

開発現場は今やPCだけでなく、タブレットやスマートフォンのようなモバイル・デバイスが当然のように使用されています。比較的狭い画面を持つモバイル・デバイスでは、フォントやタイルアイコンを自動最適化することで画面が見やすくなっています。

また、サインインからホーム画面の表示完了までの所要時間が、従来のActive Workspace と比較して約半分までに短縮され、ストレス無く作業を開始することができるようになりました。

Active Workspaceは、Teamcenterが持つ膨大な情報量やリンク情報、強力なPLM機能を背景に、ビジネスに関わる全てのユーザに対して「誰でも/何処からでも/素早く使うこと」をコンセプトとした新しいインターフェースです。PLMを経験した方に対しては「よりスマートに」、初めてPLMを経験される方には「よりフレンドリーに」を目指して常に高いユーザビリティを提供するために進化し続けています。モノづくりの現場に新しい価値を生み出す、新しいPLMの世界を是非体験して下さい。

(PDM技術ソリューション部 原田)
このページの上へ