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DIPROニュース

2005年3月号

パネルディスカッション:『製造業における技術の蓄積・伝承とIT活用』


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パネラー
トヨタ自動車株式会社 常務役員 天野 吉和様
日産自動車株式会社 VP兼コストエンジニアリング本部長 増田 譲二様
株式会社 本田技術研究所 CIS1ブロックマネージャー 岩本 淳様
マツダ株式会社 両コンポーネント開発本部長 藤崎 康博様
司会 : 弊社社長 間瀬 俊明

パネルディスカッション

天野 吉和様



増田 譲二様

パネルは、日産様から、VP兼コストエンジニアリング本部長の増田様と、マツダ様から車両コンポーネント開発本部長の藤崎様を加えて4名で行いました。テーマは、「自動車開発の技術蓄積と伝承」、「ITで何が出来るのか、IT化したあとの技術伝承」が議論されました。

「技術蓄積と伝承」のテーマにおいては、知識創造のモデル(SECIモデル)における各社の強みや特徴、現状の取り組みを紹介戴きました。現場に即した知識の蓄積と、取り組みの中で夫々に知識創造のスパイラルを回す試みをされていることがわかりました。また、グローバル化の波の中での日本の強みと、グローバルな視野での知識創造のあり方や、サプライヤーとの協業のスタイルについても論議されました。

「IT活用」のテーマにおいては、現状のツール(CADシステム)に関する機能・操作性・変換機能等の改善の必要性が話題となりました。また、データ管理(PDMシステム)については、「やりたい事を決める」ことの重要性や、市販パッケージ適用の課題などが議論になりました。

他に、モノづくりの中での"図面"の意味付けや利用方法が変化していること、変わりゆく業務に合わせ、システムは暗黙知(Black Box)とする部分、形式知化する部分を切り分けて、改善していく必要がある等々の話題がありました。

各々の会社様での実体験を元にした活発な意見交換が行われ、「知識創造として望まれている事」と「ITに期待されている事」について、夫々が浮き彫りにされたように感じました。



岩本 淳様

藤崎 康博様

司会 間瀬 俊明
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